日医標準レセプトソフト(ORCA)導入事例
医療法人 大竹整形外科医院 様
導入・運用にコストを抑えつつも業務の改善を図りたい。もちろん安心のサポートは受けたい。そんな要望を見事にかなえるレセプトコンピュータが、YCC情報システムが提案する日医標準レセプトソフトでした。
レセプトコンピュータ入替による業務の改善を検討していた大竹院長。
導入に踏み切ったきっかけは。
院長 大竹 高行様院長 大竹様(以下、院長):既存システムのサービス終了及びリース切れが迫っていたことが、入替を検討した契機でした。それと並行して、従前の業務の改善を図っており、入替もその一環として位置づけていました。
ところが3.11の震災が発生したため、コスト面の抑制が急務であり、そのような最中で入替の手続きをしなければならない状況でした。
導入のプロセス
丁寧な指導と実践的な操作練習による安心感
ー導入の過程はスムーズに対応できましたか。
事務スタッフ 齋藤 和子様事務スタッフ 齋藤様(以下、齋藤様):メーカーが変わると操作性や運用が変わることが想定されたため不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、操作指導の日程を医院の都合に合わせてくれたり、丁寧な指導をしてもらったりと、こちらの要望を受け入れていただいたので当初の不安は解消しました。
ーデータ移行は問題ありませんでしたか。
齋藤様:移行できない項目があることは事前に伺っていました。その部分については、操作練習入力で対応できましたね。結果として実践的な操作練習があったからこそ、稼働も無事に迎えられたものと思っています。
YCCなら任せられる
ーYCCを選定した理由を教えてください。
院長:最初は提案を断っていました。しかし、熱心な営業活動に加えて私の想いをよく理解した上で親身になった提案をしてくれたので、YCCなら任せられるという気持ちになりました。特に震災後ということもあり、コスト面での協力は本当に感謝しています。
山形の会社ということもあり、サポートの面で不安な部分はありましたが、遠隔操作での支援やフリーダイヤルのコールセンターを開設しているサポート体制であれば安心して任せられると判断しました。
ーORCAを選定した理由を教えてください。
院長:正直なところ、YCCの営業担当者が提案に来るまで、ORCAの存在を知りませんでした。業務改善の一つとして、医師が処方を入力(記載)するという運用を実現させたいと思っていたところであり、その運用を標準機能で対応できるということがORCAを選定した一つの要因ですね。
導入の効果
迅速な課題解決は想像以上
ーORCA導入後はどのような効果がありましたか。
院長:医師が処方を入力してそれを事務スタッフが確認する、監視及び二重チェック体制を確立できたことが大きいですね。安心安全な診療を提供するための一つの手段として役立っていると感じています。
ーYCCのサポート体制はいかがですか。
齋藤様:問合せに対する課題解決のスピードが速いという印象があります。特に遠隔操作によるサポートは、医院とYCCで同じ画面を見ながらなので、解決方法の具体的な理解につながってます。県外サポートということを全く感じさせないほどですね。
さらに医療改定では、設定作業のほとんどをYCCにお願いできたことで、医院の作業負担を最小限に抑えられました。医療改定時期は多忙となるため、本当にありがたかったですね。
効率的なレセプト点検スタイルに
ーORCA導入で運用の変化はありましたか。
院長:レセプト点検方法を大幅に変更しました。これは当初は見込んでいなかった運用変更です。以前は紙レセプトを全件印刷して点検していましたが、今ではパソコンの画面上での点検が基本スタイルです。
齋藤様:パソコンで表示されるレセプトイメージで点検を行い、先生の確認が必要なレセプトのみを印刷する運用に変更しています。紙レセプトの印刷に2時間以上かけていた以前の運用を考えると劇的な変化です。印刷枚数がこれまでの10%以下まで下がった時もありました。
最後に
ーレセプトコンピュータの入替を検討している方への アドバイスがあったらお願いします。
院長:レセプトコンピュータのトータルコスト(導入・保守・更新)を考慮すると、ORCAは非常に経済的ですね。さらに、YCCのサポート体制が充実しているので、医師の立場からも安心して利用できます。
齋藤様:やはり操作性や今までの流れが変わるという不安が募ることでしょう。しかし、そんな気持ちもYCCの丁寧な対応で不思議と和らいでいくと思います。今ではYCCのサポートを心強く感じています。
機器構成図
医院概要
- 医院名
- 医療法人 大竹整形外科医院
- 所在地
- 宮城県仙台市青葉区小松島
- 院長
- 大竹高行 先生
- 診療科目
- 整形外科
- 病床数
- 無床
- ORCA導入時期
- 2011年12月
大竹整形外科医院はJR仙台駅から車で15分程度の住宅街に開設。院長の大竹高行先生は、地元出身で親子2代にわたって整形外科を専門としており、地域の医療を支えています。
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お問合せ先
本 社 TEL:023-641-4664 FAX:023-641-6791(営業部)
庄内支社 TEL:0234-22-8360 FAX:0234-22-8361(営業部)
E-mail:sales@yamagata-ycc.co.jp